生後5ヶ月頃に我が家にやってきたスピカ。
初日から軟便の症状がありました。
整腸剤を服用させたり、腸内サポート用のご飯を食べさせたり、さらには「瓜実条虫」が出てきて駆虫したり、それでも軟便がすっきり改善することはありません。
不思議に思っていた矢先、、スピカが嘔吐した吐瀉物に「回虫」が混ざっているのを発見したんです💦
今回はそのお話しをしたいと思います。

瓜実条虫が出てきた時のお話しは下記の記事をご覧ください。
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回虫とは
回虫とは人や動物の小腸に寄生する白くて細長い線虫の一種です。
その中でも、猫回虫の大きさは、直径約1mm、長さは3cm~15cmと言われています。

回虫のイメージ画像を作ってみました💦


回虫も瓜実条虫も気持ち悪いな!
回虫の感染経路
回虫の感染経路は、汚染された土壌や水、野菜などを介して、回虫の受精卵を飲み込むことで起こります。

瓜実条虫はノミが中間宿主にならないと感染しなかったけど、回虫は私たちが受精卵を飲み込んでも感染するのね!
また、回虫に感染している母猫からの母乳を介して、子猫に感染する場合もあります。
回虫に感染した時の症状
軽度の感染では無症状の事もあるらしいのですが
- 下痢や嘔吐、食欲不振などの消化器症状
- お腹の膨張
- 毛ツヤの悪化
- 発育不良
などが見られる事があります。
我が家のスピカの症状は、軟便と嘔吐2回でした。
そして、もう1匹、ねずこも我が家に来た時に回虫に感染していたのですが、ねずこの場合は食欲不振などもなく無症状でした。

ねずこさんも回虫に感染してたんだね。

そうなのよ!やっぱり外で生活してると感染する可能性は高いわね。
回虫発見のポイント
回虫に感染していると、便や吐瀉物に回虫が混ざって出てくることがあります。
スピカの場合は、吐瀉物に混ざっており、ねずこの場合は、便に混ざって出てきていました。

スピカの吐瀉物に混ざっていた回虫の長さは5cm程度だったと思いますが、ねずこの便に混ざっていた回虫は、もっと長くて10cm以上あったかなと思います💦
そしてどちらも、まだゆっくり動いていました。

回虫も瓜実条虫と同じく、ビニール袋に入れて密封し、動物病院へ💦
回虫の治療
回虫の治療は、瓜実条虫と同じで
- 駆虫薬の錠剤を投与
- 駆虫薬の液体を背中に垂らす
で行われます。
今回のスピカの治療は、背中に垂らすタイプの駆虫薬で治療してもらいました。

あたしの時は、駆虫薬の錠剤をご飯に混ぜて服用したわね!

わいも一緒に服用したな。

多頭飼いの場合は、全員、予防的な駆虫が必要になってきます。
駆虫薬の効果が現れるまでの期間
回虫の駆虫薬は、投与後数日で効果が現れます。
駆虫された回虫は、便と一緒に排泄される事が多いですが、嘔吐した場合は一緒に出てくる事もあるそうです。
回虫は繰り返し感染しやすい
駆虫薬は、成虫の回虫にはよく効きますが、幼虫や虫卵には効かない事があります。
そのため、せっかく駆虫しても、繰り返し感染してしまう事が多いのだそうです。
サイクルとしては
- 猫さんが回虫の受精卵が含まれた便を排泄する
- 受精卵が含まれた便が猫さんの足や毛に付着する
- 毛づくろいをして回虫の受精卵が猫さんの口に入る
- 猫さんの体内で受精卵が孵る
という流れだそうです。

あたしは運よく1回で駆虫できたけど、疑わしい場合は、定期的に駆虫しないといけないわね!
便に回虫の卵が含まれているがチェック
我が家がお世話になっている動物病院では、猫さんの便に回虫の虫卵が混ざっていないか調べてもらうことができます。
スピカは、保護猫団体さんのところで1回目の駆虫、我が家に来てから瓜実条虫が出て2回目の駆虫、そして今回が3回目の駆虫でした。
それでもまだ軟便がすっきりしないので、引き続きフォローしてもらう予定です。
回虫の予防
回虫を予防するためには
- 完全な室内飼い
- トイレを清潔に保つ
が重要になってきます。
特にスピカは、我が家に来た初日から軟便が続いているので、スピカが排泄したあとは、できるだけ早く便を取り除き、トイレの砂も1週間くらいで、すべて入れ替えるようにしています。
また、回虫の虫卵には熱湯消毒が有効だという情報もあるので、砂を入れ替える時は、トイレも綺麗に洗浄し、最後に熱湯をかけるようにしています。

もちろん、わいとスピカの部屋はまだ別々なんやぞ!
回虫は人間にも感染するのか
回虫は人間にも感染します。
人間は回虫の終宿主ではないため、人間の体内では成虫にならず、幼虫が全身を移行し
- トキソカラ症
- 幼虫移行症
などを引き起こすと言われています。
症状は、幼虫が侵入した臓器によって異なりますが、発熱や腹痛、肺炎、視力しょうがいなどです。
瓜実条虫に比べて症状が重い場合があるため、より注意が必要です。
まとめ
今回は、回虫についてのお話しでした。
回虫は、回虫の受精卵が口に入ってしまう事で感染します。
1度感染してしまうと、繰り返し感染してしまう事が多く、定期的な検査と駆虫が必要になる場合があります。
人間も感染してしまうため、猫さんのトイレは常に清潔に保ち、手洗いの徹底などでしっかり予防を行いましょう。
今回で3回目の駆虫となったスピカさん、軟便は相変わらず続いています。
これからも動物病院で定期的にフォローしてもらうので、また、そのお話しも更新していきたいと思います。
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