雑草抑制のために植えられるグランドカバー。
いろんな種類があって迷いますね。
我が家では、「芝生」と「クローバー」をグランドカバーに使用しています。
芝生だけでもいいやん☺
と思われるかたもいらっしゃると思うのですが、芝生は花も咲かないし、カラーリーフを楽しめるわけでもない。
ちょっと物足りないんですよね。
そこで、我が家では2年前に芝生の縁取りになるようにクローバーを植えてみました!
検索すると「植えてはいけない!」と言われているクローバー。
どんな感じになったのか、詳しく書いていきたいと思います。
クローバーの基本データ(ねこきち調べ)
クローバーの花期
クローバーの花期は初夏です。葉の色によって花の色も変わります。
一般的な「白」の花以外に、「ピンク」や「赤紫」の花が咲く品種もあります。
クローバーが育つ環境
日向から半日陰のやや乾燥した環境が好き。高温多湿は苦手。ここ数年の過酷な夏の暑さには耐えられず、我が家では夏の終わりにほとんどが枯れてしまう。
クローバーの耐寒性・耐暑性
大阪の端っこにある我が家。耐寒性ゾーンは8bです。
冬の間の成長はゆっくりですが、とくに何も対策をしなくても枯れずに常緑を保ってくれます。
夏は、やはりクローバーにとっても過酷なようで、朝晩しっかり水をあげても夏の終わりにはほとんどが枯れてしまいました。
耐寒性:強い 耐暑性:やや弱い
といったところです。
クローバーの増やし方
株分け・こぼれ種で増やすことができます。
クローバーの葉のカラーバリエーション
クローバーは花よりも「葉」を楽しむ植物のようです。
葉のカラーバリエーションは豊富で、グリーン以外に「レッド」「ブラック」「セピア」などがあり、葉の模様も楽しめます。
クローバーを植えてはいけないと言われる理由は?
まずは、我が家でグランドカバーにしてみた結果から。
クローバーは広い範囲のグランドカバーに向いていない
ということが判りました💦

とても残念です。
我が家は耐寒性ゾーン8bの地域。
冬の間にクローバーを数株購入し、株分けして芝生の周りに植えました。
クローバーは寒さに強く、冬の間の成長はゆっくりですが、枯れることなくずっと常緑を保ってくれます✨
そして、芽吹きの季節、春。
それはそれは美しい、鮮やかな色合いの葉が次々と展開し、どんどん広がっていきました。

とても綺麗ではないですか~?

2024年の3月から4月頃の玄関アプローチ部分の画像です。
背丈は5cm強くらい。
グランドカバーとして、ちょうど良い高さです。
クローバーは踏みつけ(踏圧)にも強いので、クローバーの上で子供が走り回っても安心。
快適に過ごしていました。
ところが・・・ここからです!
5月6月の季節が初夏に移ろうにかけて、クローバーは異常なくらい成長していきました😱

これ、先ほどの画像と同じ玄関アプローチ部分です。
大きく成長しすぎて、直径40cmの飛び石が見えなくなっています(笑)
草丈は20cm以上にもなっているでしょうか・・・。
葉の色も暑さの影響か、少しくすんだような色合いになっています。
こちらも(笑)

もっさもさに成長しすぎて、訳がわからない状態です😂

えらいことになってしもたな💦
雑草は抑制できているので、確かにグランドカバーとしての役割は果たしてくれています。
花も咲くし、葉のカラーバリエーションも豊富で、見る人を楽しませてくれます。
でも、さすがに、歩くのに不便なくらい成長してしまいました。
この成長速度、これが「植えてはいけない」と言われる理由のひとつではないでしょうか。
そして、ここまで広大に成長したクローバーですが、ここ数年の過酷な夏の暑さには耐えられず、夏が終わるとともにクローバーはどんどん減っていき・・・

10月頃にはすっかり姿を消してしまいました🥲
びっくりするくらい綺麗さっぱりです。
玄関アプローチ部分には少しだけ残りました。


夏の暑さが恐ろしいです。
夏前に短く刈り込めば、おそらくここまで綺麗に消えてしまうことは無かったのかも知れません。
でも、ここ数年の夏の暑さは本当に異常💦
暑い中、蚊に刺されながらクローバーを刈り込んで、刈り込んだクローバーを処分して・・・となると、ちょっと管理が難しいかなと思うのが実際のところです。
また、花が咲き始めたときは綺麗ですが、枯れてくると景観が損なわれてしまい、花がらを摘み取ることが困難なので、こういったことも「植えてはいけない」という理由に繋がるのかなと思います。
園芸用のハサミで手軽に刈り込めるくらいの、部分的な範囲であれば、おそらく管理は大丈夫ですね。
- 春から初夏の成長速度が異常に早い
- 歩くことが困難なくらい背丈が高くなる
- 枯れた花で景観が損なわれる
- 刈り込む作業が大変
我が家では、別のグランドカバーを試してみることになりました。
残念🥲
クローバーは寄せ植えの素材におすすめ
それでもやっぱり可愛いクローバー✨
ねこきちはクローバーが大好きなんです。
グランドカバーに使うのが難しくても、寄せ植えの素材としてなら可愛く使うことができます。


可愛いですよね~✨
園芸品種のクローバーも種類が増えたのか、秋ごろになると園芸店やホームセンターに、ずらっとクローバーが並ぶようになりました。

葉のカラーバリエーションが豊富なので、全部集めたくなります(笑)

お気に入りは「セピア」。
グリーン系やブラウン系のクローバーを寄せ植えに使えば、ナチュラルで可愛い印象に。
レッド系やブラック系のクローバーを寄せ植えに使えば、グッと引き締まってシックな印象に。和風の雰囲気にも合わせやすいですね。
クローバーは丈夫なので、寄せ植えに使うときは、好きなところを好きなだけ、プチっとハサミで切って植え込みます。

こんな感じで根っこが少し残っておればOK!
冬の間も常緑なので、しっかり太陽の光があたるところであれば、ゆっくりですが元気に成長してくれます。

可愛い😊
新たなグランドカバー探し
我が家では、これからクローバーに変わるグランドカバーをいくつか試していく予定です。
今、一番気になっているのは「プラティア」。
背丈が5cmほどで、1cmに満たない星型の小さな花が咲きます✨
ただ、プラティアも夏の暑さには耐えられないかも知れません。
もう少しお庭の整理がすすんだら、プラティアを試してみようと思っているので、また、更新させていただこうと思います。
他にも気になるグランドカバーは
- エリゲロン(源平小菊)
- ディコンドラエメラルドフォールズ
- ディコンドラセリセア
- リシマキアヌンムラリアオーレア
などです☺
これから少しずつ試していくのが楽しみです!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました✨